Dトラ奮闘記016

oyatu-no-gumi2008-12-13

  
シュラウドデザインはこんな感じにしようかと
思っています。
カッティングシートでいい色があれば、助かるのですが。
ちなみに、ガムテープで作った、トアル?(洋服の作業では
トアルに位置する作業ですね。)
を細かい手直しをして、家に作業用で余っている、ロール紙に
写しました。
  
雲形定規などは持っていないので、
洋服用のカーブルーラー5種を使って、手直ししていきます。
よく思うのですが、バイクのカウルも人体構造を元にしているのか・・・
カーブルーラーが見事にドンピシャなので◎
  
出来上がったら、自分の思っているイメージを
100円均一で買った、お絵かき用の落書帳に手の進むまま
書きなぐります。
気に入った線が引けたなら、
今度はシュラウド用型紙にガンガン手書きでラフスケッチ。
「いい線だ〜」
と思ったら、他の線を消して、線を清書します。
  
で、ここまでくればイメージが掴めますが、
これではイマイチ色の組み合わせがわからんので、
つけるパーツと、型紙を携帯の写真に撮ります。
で、フォトショで写真の色を直して、
その写真をイラレに配置。
でデザインをトレースして、
載せたいパーツの写真を再配置。
これで、おおよそ色の配色のイメージをつかみます。
色が乗ると、だいぶ線が変わって見えるので
気に入らない部分は全体のバランスの会うように
付けたしや、削除をイラレで行って。
「まぁ、こんな感じかぁ〜」
と思ったら。
再度手書きで補修します。
  
こんな一連の作業で細部を決定していきます。
    
現代はPCの時代ですが、「線」は生き物なので、
勢いやスピード感を出すなら「フリーハンド」
の方がいい線が引けます。
何度も同じ所に書き直ししながら、漫画チックに
書くのもいいですが、
それだと「勢い」や「スピード感」が死んでしまうので、
一発手書きでバシッと一本引きましょう。
上記の内容は、私の師匠であるファッションデザイナー様
から教わった内容です。

PCはドットです。
点は点、直線は直線、曲線は曲線です。
近似値で作ったモノと、ダイレクトに引いたもの
では雲泥の差がでます。
  
「線一本侮るなかれ・・・」