Dトラ奮闘記013

oyatu-no-gumi2008-12-08

  
写真が1日1枚なので多少日記が前後します。
とりあえず最近の悩みの種だった、
フロントフォークガード取り付け穴ボルトの破損。
  
前前所有者様がテケトーにつけたのか、ねじ山が
途中から壊れていた。。。
  
ので、少し綺麗にしようとステンボルトを入れたら・・・
抜く途中で異常に硬くなりボルトの頭を「つるっ」と
逝ってしまいました。
「がひー」
という感じです。
  
ヘキサゴンなべ皿ネジ・・・
力のかかる所はキャップボルトにしとけば良かった。。。
と思っても後の祭りです。
  
12mmの長さのボルトを入れて、飛び出ている分は5mmだったので
残りの7mmをなんとかせにゃーいきませぬ。。。
  
まずは頭を手ノコで落とし、永久固着型ネジロックでナットを固着させて・・・
と試しましたが、どっこい固着破壊。。。
  
う〜〜〜んと悩んだ末に、コーケンからラインナップされている
ボルトツイスターを使おうか悩みましたが、
取り扱い店が無く、
  
「注文かぁ・・・」
「え〜い、面倒だ、ドリルで穴開けて、ねじ山ほっちゃる!!!」
  
と半分投げやりで、暖かかった10日に作業突入。
しかし、内心は・・・
「上手いことセンターにあけて、ネジ山使えたりしないかしらん・・・;;」
なんて思いながら、
最初2mmの穴を慎重に開けていきます。
しかも、ボール板などではなく。着きぱなしで・・・;;
  
ちなみに硬いものを穴あけるときは、出来るだけ給油しながら開けていきます。
高温になって、ドリルが折れれば、それこそ泣くに泣けませんし・・・
熱でネジがねじ山にかじりついても始末が悪いですから。
  
2mm>2.8mm>3.5mm>4.0mm>4.8mm
と順番に油を刃と穴に差しながら、ゆっくり開けていきます。
最悪ねじ山がつぶれても、ネジの埋まってないない6mmは生き残ります。
それを信じて突き進みます。
  
ええ、
そうです、
グレンラガンのオープニングを鼻歌にw
  
「おまえの信じるお前を信じろ〜〜〜〜」
  
てな具合に、少しずつ慎重に・・・
そして4.8mmの穴開け作業を終わらせて、
ちょこっとドリルの刃を中でグリグリ・・・
  
「パキ〜ン」
という音と共に中から、ネジが勢い良く飛び出してきました。
「やった〜☆☆☆」
  
というか、バイクいじってていつも思うのですが、
バイクは「ネジとの闘い」
に思います。。。
  
見る限り、ネジ山入り口2mm程度の部分までは
ねじ山がありません。
「ダメか。。。ダメなんか〜〜〜;;」
と徐にキャップボルトを入れてみます。
3mmぐらい入ったところでネジが止まり、、、
回すと、、、
「当たりがある!!!!!!!!!」
慎重に入れていくと、ねじ山が生きているではありませんか!!!
  
これだけで「感動」です!!!
途中6mmのところで回しが渋くなりましたが、
ボルトを抜いて、油を差して、もう一度。。。
  
入ります。
完全に入って行きます。
左右にぶれることなく入っていきます。
ねじ穴の深さは12mm
そこまでボルトが入りました。
そして抜きます。
抜けました。。。スムーズです。
  
ふぃ〜〜〜
無事に作業終了です。
特に大きな力がかかるわかけでもなく、
精度も要求されないので、
これで「よし」とします。
トルクをかけても、、、(結構おっかなびっくり)
特に問題なく入り>抜けたので、
  
やっとこフォークガードと、注文した「KX250」用の純正ブレーキホースクランプ(420円)
を取り付けました。。。
  
な〜んて奇跡的な作業でございました。