Dトラ奮闘記056

  
どうもどうも、ごきげんよう
この所更新があまりないのは、
進展していない証拠でございます。
  
しかし、作業を止めたわけではありません。
私は非常に「シツコイ」人間ですから、
途中で諦めたり、投げ出したりしません。
  
昔から「負けない、逃げない、諦めない」
をモットーにしているので、
毎日1時間でも時間のあるときは
キャブレターのデーターを取っています。
ちなみにモットーは自分自身に対してです。
  
基本的に内部の真鍮製品は全部新しくしました。
パイロットスクリュー、パイロットエアスクリュー、
メインジェットホルダー。
で、一つ気になった事が。
パイロットスクリューですが、
中に若干出来上がりが小さいモノがありました。
最初に買ったパイロットスクリューですが、
見た目最初についていたモノより、
先端の円錐部分が比べてみると、若干細く見えます。
で、装着してみると、1時間〜1時間30分まで緩めると、
スプリングが利いてるはずなのに、結構軽く回ってしまいます。
  
さすがにこれはいかがなモノか???
と思ったので、もう一本新調しました。
こちらは、大きさもほぼ違わず、閉めこんで1:30まで
緩めても、結構硬さがあります。
  
この所、不発ばかりですがどういうい風に作業を
進めているかというと・・・。
まず、クリップ3段目からスタートし、
セルを回します。
で、始動しないようならプラグを見ます。
濡れている様であれば、
まずクリップ位置を上に上げてMJの影響を小さくします。
徐々にプラグに付くガソリンの量が減ってきてたら、
次はPASの開け具合を調整します。
この方法だと、スロー系統、メイン系統どちらに問題があるのか、
不動状態でも結構判断しやすく、
かつ作業が早いのでかなりの回数をこなせます。
  
後、最近作業が早くなったのと同時に、確実に組み付けできるよう
になったので、場合によっては、過去のデーターはどこからか
エアを吸っていた可能性があります。
現在142:42:OCEMSクリップ3
ではものすっごいプラグが濡れてしまいます。
ニードルを1段目まで上げていくと、徐々に改善していきますが、
PAS1:45程度でも、まだプラグは濡れてしまいます。
で、MJ or SJのどちらか一方でバランスを取りますが、
通常よほどメインが外れていない限り、SJでバランスを取る
のが正式な方法なのでしょうが、
さすがにクリップ3段目と1段目で変化が大きく出るので、
メイン系統で様子を見てみようと思います。
  
ここで考えたのですが、、、
MJを再度計算して、机上の空論ではありますが、
他の方のデータから理論値をだしてみる事にしました。
249ccの場合で
132:42:OCEMSクリップ1段目
315cco場合で
142:42:OCEMSクリップ1段目
排気量の差66cc
メインジェットが単純に10番違うので
1番手あたり、6.6cc
  
294ccに最も近い値は?
249+((138-132)x6.6)=288.6
249+((140-132)x6.6)=301.8
294との差は、
5.4と
7.8です。
単純にMJ:138の場合5.4cc分薄く
MJ:140の場合7.8cc分濃い事になります。
私の目指しているのはクリップ位置3段目なので、
MJ138のクリップ位置3段目の方が
数字だけ見ると妥当な感はありますが、
とりあえず、142で濃くでるので
140からテストしてみて、
場合によっては138に向かおうと思います。